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2021年(令和3年)司法試験考査委員(刑事訴訟法学者)

こんにちは、コポローです。

 

今回は、刑事訴訟法の司法試験考査員(学者枠)を紹介します。

司法試験の出題は、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。

以下では、2021年の司法試験委員(刑事訴訟法学者)3名について、専門分野や著作を紹介します。

 

①池 田 公 博(京都大学

東京大学卒業。ドイツ法系。

幅広い分野で論文等を執筆されています。専門は、報道の自由と捜査、被疑者・被告人の供述の取扱いです。

  

最近の論文等

「事例から考える刑事証拠法(第12回)第7講 同種前科・類似事実による立証」法学教室 (482), 109-117, 2020-11

「捜査に対する被処分者の同意の意義と有効性」研修863号3頁(2020)

「『強制処分法定』の根拠と適用基準」 (特集 「強制処分」の概念とその規律)」刑法雑誌58巻3号378頁(2020)

「事例から考える刑事証拠法(第6回)第3講 検察官面前調書(2号後段)に関する問題」法学教室 (474), 100-107, 2020-03

判例評釈)保護室に収容されている未決拘禁者と弁護人等との面会[最高裁平成30.10.25判決]民商法雑誌155巻4号(2019)819頁

「証拠の整理・採否 (特集 司法制度改革20年・裁判員制度10年) 」論究ジュリスト31), 107-114, 2019

 

参考リンク↓

 池田 公博 | 教員一覧 | 京都大学 法学部・法学研究科 (kyoto-u.ac.jp)

 

池田先生著作(共著)の教材↓

 

 刑訴法のケースブックの定番です。重要判例が事実関係含めほぼ網羅されています。

このほか、池田先生は「事例から考える刑事証拠法」を法学教室で共同連載中です。

単行本化が待ち遠しいですね。

また、法学教室の「演習」において2014年4月~2015年3月まで連載をされていましたので、余力のあるかたは、こちらもチェックしましょう。

   

 

 

 

 

 

②小 川 佳 樹 (早稲田大学

早稲田大学卒。アメリカ法系。

専門分野は、自己負罪拒否特権・自白です。

 

最近の論文等

「排除法則について」『井上正仁古稀祝賀論文集』653頁(2019)

「取調べの録音・録画記録媒体の証拠としての使用 」(特集 司法制度改革20年・裁判員制度10年) 論究ジュリスト31号92頁(2019)

 「被疑者の『留め置き』について」研修839号3頁(2018)

「被害者等および証人を保護するための方策の拡充」法律時報 88(1), 37-43, 2016

 

参考ウェブサイト↓ 

 早稲田大学 研究者データベース (waseda.jp)

 

小川先生執筆(共著)の教材はこちら↓

 

やや古いですが、共著の教科書を出されています。

   

 

 

 

 

③  小木曽綾(中央大学

「おぎそ・りょう」と読みます。「あやちゃん」ではありませんので注意。

中央大学卒業。英米仏法との比較法研究をされています。

専門は絞りにくいですが、プライバシー・GPS捜査あたりです。

 

最近の論文等

覚せい剤自己使用罪の訴因と罪数 : 科刑目的を加えた考察」研修836号3頁(2018)

「平成の刑事訴訟法判例 (特集 平成の刑事法)」刑事法ジャーナル61号31頁(2019)

「(座談会) GPS捜査の課題と展望 : 最高裁平成29年3月15日大法廷判決を契機として (特集 GPS捜査の課題と展望)」刑事法ジャーナル53号26頁(2017)

「 監視型捜査とその規律」刑法雑誌 55(3), 391-395, 2016

「犯罪被害者等および証人を保護する方策 」論究ジュリスト (12), 80-87, 2015

 

参考ウェブサイト

 小木曽 綾 (chuo-u.ac.jp)

 

小木曽先生の執筆した教科書はこちら↓

 

 重要条文と判例がコンパクトにまとめられています。
 
 
以上の3名の先生については、論文や判例評釈(百選解説など)を見かけたときに、積極的に読んでみるとよいと思います!!問題意識や考え方を知ることができるからです。
 
考査委員の著作等については、今後も、随時情報更新していきます!
それではまた!!
 

 他分野の考査委員についてはこちらをご覧ください↓

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