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2021年(令和3年)司法試験考査委員(国際私法学者)

 

 

こんにちは、コポローです。

司法試験考査委員(商法)の紹介記事が好評でしたので、他の分野についても書いていきたいと思います!!

今回は、国際関係法(私法系)の司法試験考査員(学者枠)を紹介します。

司法試験の出題は、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。

以下では、2021年の司法試験委員(国際私法学者)2名について、専門分野や著作を紹介します。

 

①髙 杉 直  (同志社大学

大阪大学卒。

専門は国際商事仲裁、国際取引法です。

  

最近の論文等

「仲裁合意の準拠法・再論 : 英国最高裁2020年10月9日のEnka判決を契機として」JCAジャーナル 68(1), 10-16, 2021-01

「異国籍の外国人夫婦の離婚の準拠法と親権者指定における子の本国法の認定[静岡家浜松支令和元.12.24判決]」戸籍時報 (797), 17-23, 2020-06

「日本における外国判決および外国仲裁判断の承認・執行」法政論集(名古屋大学) 276号411 頁(2018年)

(翻訳)「裁判管轄権ルールに関する日米法の比較検討」アメリカ法 2017(2), 196-215, 2018-07

「国際商事仲裁における実体準拠法決定の違反と仲裁判断の取消」国際公共政策(大阪大学), 21巻1号51 頁, 2016年

「国際商事仲裁におけるウィーン売買条約の適用」立命館法学, 363=364号1584頁 , 2016年

 「相互の保証」を欠くとして中国判決の執行判決を求める訴えを棄却した事例[東京高裁平成27.11.25判決] JCAジャーナル 63(7), 3-9, 2016-07

 

参考リンク

 髙杉 直(法学部法律学科) | 同志社大学 研究者データベース (doshisha.ac.jp)

 

高杉先生著作(共著)の教材

コンパクトでわかりやすい教科書です。基礎の定着に役立ちます。

 

 

最近出た教材で、 事例を使った勉強ができます。

   

②北 澤 安 紀(慶応義塾大学)

 出身学部:慶應義塾大学法学部法律学科(1991年卒業)
出身大学院:慶應義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻修士課程(1993年修了)、一橋大学大学院法学研究科民事法専攻博士後期課程(1996年単位取得退学) 

専門は国際私法で、特に、反致や、債権譲渡の準拠法を研究されています。

 

最近の論文等

判例評釈)婚姻届に関するいわゆる届出意思および届出の追認の準拠法 平成29年度重要判例解説 (ジュリスト1518号) 308 頁 2018年

「国際契約における当事者自治の原則 : パナマ新国際私法典における対等当事者間・非対等当事者間の契約準拠法」法学研究93(5), 1-26, 2020-05

「準拠法の特定」法学教室 424 号 26頁 2016年

「手形法・小切手法中の抵触規則に関する一考察−手形法・小切手法の現代語化との関係で」法学研究 (慶應義塾大学法学研究会)  87巻 11号 1頁 2014年

EU国際私法における承認論 」法学研究 88(1), 147-176, 2015-01

 

 

参考ウェブサイト

 研究者詳細 - 北澤 安紀 (keio.ac.jp)

 

最近の著作(共著)はこちら↓

 

信頼できる執筆陣によるわかりやすい教科書です。 

 

以上の2名の先生については、論文や判例評釈(百選解説など)を見かけたときに、積極的に読んでみるとよいと思います!!問題意識や考え方を知ることができるからです。
 
考査委員の著作等については、今後も、随時情報更新していきます!
それではまた!!
 
 

 他分野の考査委員についてはこちらをご覧ください↓