司法試験・予備試験・ロー入試に向けた会社法

司法試験上位合格者が会社法についてわかりやすく解説します

書評・田中亘ほか編著『Before/After会社法改正』

 

こんにちは、コポローです。

今回は、2021年2月に刊行された田中亘ほか編著『Before/After会社法改正』の紹介をしたいと思います。 

 

平成26年改正に続く本格的な会社法改正と位置づけられる令和元年改正は、令和2年11月27日に法務省令も公布され、電子提供制度以外の改正事項は令和3年3月1日に施行されます。各種試験対策の観点からも、新しい会社法を正しく理解することは急務です。


本書では、改正の前後で、どのような違いが生じるのかを、シンプルな設例(Case)をもとに、「旧法での処理はどうだったか」(Before)「新法での処理はどうなるか」(After)に分け、第一線で活躍する研究者および実務家が、わかりやすく解説しています
また、令和元年改正で初めて導入された規定や制度(株主総会資料の電子提供制度、社外取締役の選任義務づけ、社債管理補助者、株式交付制度など)についても、しっかり解説されています。


【目次】
株主総会
I 電子提供制度 Case1~14
II 株主提案権 Case15~24

〔取締役等〕
I 適切なインセンティブ付与 Case25~52
II 社外取締役の活用等 Case53~60

〔その他〕
I 社債の管理 Case61~74
II 株式交付 Case75~91
III その他 Case92~100

令和元年会社法改正における重要項目が網羅されていますね。



【執筆者(50音順)】
新木伸一・飯田秀総・梅野晴一郎・沖隆一・尾崎悠一・笠原武朗・加藤貴仁・久保大作・久保田安彦・小磯孝二・齊藤真紀・白井正和・髙橋陽一・田中亘・田村篤・塚本英巨・津野田一馬・豊田祐子・中込一洋・中野竹司・野澤大和・舩津浩司・邉英基・松井智予・松元暢子・森まどか・矢野領・山下徹哉・渡邉展行

東大・京大をはじめとする一流の大学の中堅・若手ホープの研究者が名を連ねていますね。実務家も、会社法改正に直接携わってきた第一線の方々が執筆しています!

 

著者には、司法試験考査委員の久保田安彦先生・斉藤真紀先生も含まれています!!

 

令和3年度の司法試験考査委員(商法学者)はこちら↓

kaishahou.hatenablog.jp

 

本書は、現時点において、令和元年会社法改正に関する最もおすすめの本かと思います。私も早速購入しましたが、設例付きで、解説もわかりやすく、読みやすいです。

なお、今後、会社法改正の内容を受験生向けにコンパクトに解説する記事を作成する予定ですので、お楽しみに!!

 

それではまた!