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2021年(令和3年)予備試験考査委員(民事訴訟法学者)

 

こんにちは、コポローです。

今日は、民事訴訟法の予備試験考査員(学者枠)について、紹介したいと思います。
予備試験の出題は、司法試験の出題と同様、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。
ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。
以下では、2021年の予備試験委員(民事訴訟法学者)3名について、専門分野や著作を紹介します。

 

①佐 瀨 裕 史 (学習院大学教授)

東大卒。留学先はトロント大学

専門分野は、上訴(特に控訴審です。

 

最近の著作

「期日における当事者の欠席」法学教室 (480), 11-15, 2020-09
「裁判手続とIT化の重要論点(NUMBER 004)送達 : システム送達,公示送達の見直し,外国居住者への送達」ジュリスト(1547), 57-62, 2020-07
控訴審と直接主義」民事訴訟雑誌 (63) 252 - 260 2017年3月

控訴審における証人の再尋問」『伊藤眞先生古稀祝賀論文集・民事手続の現代的使命』(有斐閣、2015年)

「必要的共同訴訟と上訴」法学教室 (445) 35 - 40  2017年10月
控訴審における直接主義」高橋宏先生古稀祝賀論文集・民事訴訟法の理論 1017 - 1042 2018年2月
 

参考ウェブサイト

佐瀨 裕史 (Hiroshi Sase) - マイポータル - researchmap 

 

 教科書・演習書等はありません。

 

②川 嶋 隆 憲  名古屋大学准教授

慶応大学卒。

主な研究領域は、既判力です。

 

最近の論文等

判例研究)金融商品取引法19条2項の賠償の責めに任じない損害の額と民訴法248条の類推適用(最判平成30・10・11民集72巻5号477頁)法学研究 93巻 8号 133-152頁2020年 

判例解説〉民事訴訟法324条に基づく移送決定についての取消しの許否(最決平成30・12・18民集72巻6号1151頁) 私法判例リマークス60号 122-125頁  2020年

「和解目的で開示された情報の訴訟手続等における利用制限」熊本法学 (145), 169-210, 2019-03-25

「既判力とその補完法理に関する一考察」民事訴訟雑誌 (64), 167-175, 2018

「既判力の補完・調整法理の諸相(2・完)遮断的作用の拡大局面を中心に」熊本法学(141), 47-101, 2017-12

 

参考サイト↓

教員詳細 - 川嶋 隆憲 (nagoya-u.ac.jp)

 

教科書・演習書等はありません。

   

③松村 和德 早稲田大学教授

様々な分野を研究されています。

 

最近の論文等

権利能力なき社団と不動産をめぐる訴訟における当事者論」法学教室 (445)10頁 2017

「手続集中理念と裁判官の積極性」民事訴訟雑誌 (63), 52頁 2017

 

判例評釈)本訴請求債権が時効消滅したとされることを条件とする,反訴における当該債権を自働債権とする相殺の抗弁の許否(最判平成27年12月14日民集69巻8号2295頁)早稲田大学法務研究論叢 (2), 239-253, 2017

 

業績等が確認できます↓

 早稲田大学 研究者データベース (waseda.jp)

 

松村先生の書籍(学術書)です↓(教科書等はありません)

 

 

上記3先生の論文や判例評釈(百選の解説)等を見かけたら、積極的に読んでいきましょう! 


それではまた次回!!


他の科目の予備試験考査委員は下記の記事をご参照ください。

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp

 

 

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