司法試験・予備試験・ロー入試に向けた会社法

司法試験上位合格者が会社法についてわかりやすく解説します

答案で分かりやすい文章を書く方法(8つのポイント)

  

こんにちは、コポローです。

今回は『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』を参考に、法律学の答案に使えるものに絞って、わかりやすい文章の書き方のポイントについて解説します。

 

 

 

 

① 文章はできるかぎりシンプルに!!

文章が長くなると、読み手への負荷が上がります。(採点者は大量の答案を見ないといけないので、やたら長い文章は印象が悪くなります。)

文章を簡潔にすれば、採点者の印象が上がるだけでなく、答案作成時間も節約できて一石二鳥です。

 

具体的には・・・

・なくても意味が通じる言葉は削ってください。

・同じ言葉の重複(「まず第一に」など)も、やめましょう。

・問題提起やあてはめで、事例文を長々写経しない(要点をコンパクトに示す。※長々と写経すると、採点者に「何がポイントなのかが分かってないな」と思われかねません)

 

 

 

② 文章も見た目が重要! 読みやすさを意識して!!

・答案いっぱいに文字が詰まっていると、読みにくく感じます(本当に実感します)。

・そこで、答案には余白を適宜作って、読みやすくしましょう。

具体的には、適切に改行(5~6行で改行が目安)するのがおすすめです。小見出しも積極的に活用しましょう。

 

・また、ひらがなと漢字のバランスを考えましょう。ひらがな2~3割、漢字7~8割が読みやすいと言われています

法律学の文章は漢字だらけになりがちなので、平仮名にできるものは平仮名にしましょう。たとえば、「及び」「又は」などは、平仮名にしましょう。

 

文字の大きさも答案用紙の行の高さいっぱいに書くと読みにくいです。行の高さの7割ほどがベストだと思います。 こうすることで、後で「吹き出し」などを使って、加筆するときもスペース的にやりやすくなります。

 

だからといって、あまりに小さい文字で書くことはお勧めしません。

※司法試験や予備試験の答案はコピー(画質はあまりよくないとの話があります)されたうえで、採点官に配布されます。また、中高年の採点官は老眼であることも少なくありません(笑)。

 

 

 

③ 接続詞を正しく使おう!!

接続詞は使いすぎても、使わなさすぎても読みにくくなります。適度に使いましょう。 

逆説の接続詞は必ず入れましょう(並列と順接の接続詞は削っても意味が通じやすいですが、逆説の接続詞は削ると非常に読みにくくなります)。

 

 

 

④ 主語と述語はワンセットで!!

主語がない文章も(同じ主語が続くときなど、主語が自明である場合を除き)読みにくいです。

主語と述語が対応していない文章も、当然ながらNGです(読み手の負荷が極めて高いです。二度・三度読まないと理解できないこともあります)。

 
 

 

 

 

 

⑤「一文は短く」を意識して!!

法律学の文章は一文が長くなりがちです。とくに判決文は長すぎです(そこはマネしないように!)。

長い文章は、やはり読みにくいです。できるだけ一文が短くなるように意識しましょう。

長い文は2つに分けましょう。

・順接の「が」は、使わないほうが分かりやすいです。「が」は、逆接の場合だけに使いましょう。ただ、文が長くなるのを避けるために、(文が長くなってきたら)一度文を終わらせて、「しかし、」などの接続詞を使うほうが、より良いです。

 

 

 ⑥ 修飾語と被修飾語は近くに、主語と述語は近くに!!

・修飾語と被修飾語の対応関係、主語と述語の対応関係に誤解・混乱が生じないように、これらは近くに置きましょう

 

 

⑦ 読み手が認識しやすくするように心がける

文章中でも、記号( ①・②・③、(ア)(イ)(ウ)、(a)(b)(c)など)を使って、読み手にわかりやすく。

 例)不法行為の要件は、①権利侵害、②故意または過失、③損害、④因果関係である(民法709条)。 

 →あとで、「②については、~」「~(③充足)」などと、記載を簡略化できるというメリットもあります。

 

括弧()を適宜使いましょう。何か補足したいときに使えます(論文や教科書などでは脚注も使えますが、答案では括弧で補足するしかありません)。

 

読点「、」も、読み手が文章を認識しやすくなるように、との観点から適宜使ってください。

 

 

 

⑧ 他人の答案も参考にしよう!!

・他人の答案(友人の答案、合格者の再現答案など)も参考にして、良いと思った点は積極的に取り入れるようにしましょう。

・反対に、「読みにくい」「わかりにくい」と思った場合は、その理由を考えたうえで、反面教師にしましょう。

 

 

 

 

 

今回の記事は、以上です。

少しでも、読者の皆様の参考になれば幸いです!

本記事は随時アップデートしていきたいと思います。

それではまた!!

 

 

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