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2022年(令和4年)司法試験考査委員(民法学者)

 

 

こんにちは、コポローです。

今回は、民法の司法試験考査員(学者枠)を紹介したいと思います。

司法試験の出題は、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。

以下では、2022年の司法試験委員(民法学者)4名について、専門分野や著作を紹介します。

   

 

 

①久保野 恵美子 (東北大学

令和4年度から司法試験考査委員に加わりました。

東京大学出身。

専門は、家族法

 

最近の著作

「いわゆる採点相続における熟慮期間の起算点」法学教室 (471) 140-140 2019年12月
「(判例評釈)消費者取引と日常家事債務」消費者法判例百選[第2版] 78-80 2020年9月  
「親権者が数人ある場合の権限の行使について」法学 83(4) 34-50 2020年2月  
不法行為責任と家族のかかわり」法律時報 89(11) 91-97 2017年10月  
 

参考リンク↓

久保野 恵美子 (Emiko Kubono) - マイポータル - researchmap

 

久保野先生著作(共著)の教材

→久保野先生以外も豪華な執筆陣で、おすすめの演習書です。 

共著者の田高先生も司法試験考査委員です(後出)。

 

 

→2021年に出た本で、事件類型別に不法行為法を勉強できます。

 

 

②横山 美夏(京都大学

早稲田大卒。フランス法系。

研究分野は、情報提供義務(契約締結過程)・物権法など。

 

最近の著作等はこちら↓

「物権変動の登記の効力」民法研究. 2集, 東アジア編 (9), 19-32, 2020-08

「ワークショップ 相続法改正における権利・義務の承継の規律の位置づけと課題」日本私法学会私法 (82), 109-111, 2020

「契約締結過程における情報提供義務」安永正昭, 鎌田薫, 能見善久 監修『債権法改正と民法II 債権総論・契約(1)』(商事法務、2018)

NHK放送受信契約の締結をめぐる諸問題 : 最大判平成29年12月6日の検討」ジュリスト1519号(2018)

 「公益法人制度の意義 : フランス法との比較法的考察」NBL (1104), 6-12, 2017-08

 

横山先生執筆(共著)の教科書はこちら↓

 

 

   

 

 

③田髙 寛貴 (慶応義塾大学)

名古屋大学卒。専門分野は担保法・不動産登記

 

最近の論文等

「『民事法改正と不動産登記』3報告と質疑を振り返る」法律時報 92(5), 91-94, 2020-05

判例評釈「所有権留保と集合動産譲渡担保の競合[最高裁平成30.12.7判決]」新判例解説Watch速報判例解説25号57頁(2019)

「土地所有者が負担すべき責任の限界 : 土地所有権「放棄(移譲)」制度構築の前提として 」NBL1152号13頁(2019)

「遺言による権利取得における登記の要否 : 裁判例の考察による具体的判断要素の分析」法学研究91巻2号 (犬伏由子教授退職記念号)27頁(2018)

 「第三者の弁済(代位弁済)」民法研究. 2集, 東アジア編  (7), 61-75, 2019-08

 

参考ウェブサイト

PROFESSOR | 田高寛貴研究会 (wixsite.com)

 

 田高先生の執筆した教科書(共著)はこちらです。