司法試験・予備試験・ロー入試に向けた会社法

司法試験上位合格者が会社法についてわかりやすく解説します

2022年(令和4年)司法試験考査委員(刑事訴訟法学者)

こんにちは、コポローです。

 

今回は、刑事訴訟法の司法試験考査員(学者枠)を紹介します。

司法試験の出題は、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。

以下では、2022年の司法試験委員(刑事訴訟法学者)3名について、専門分野や著作を紹介します。

 

①池 田 公 博(京都大学

東京大学卒業。ドイツ法系。

幅広い分野で論文等を執筆されています。専門は、報道の自由と捜査、被疑者・被告人の供述の取扱いです。

  

最近の論文等

「事例から考える刑事証拠法 (座談会) 刑事証拠法の考え方と学び方 第1~4回」

法学教室 (490~493), 119-128, 2021-07~10月

「事例から考える刑事証拠法(第17回)第11講 違法収集証拠排除法則 : 判断基準と判断要素(下)」法学教室 (488), 113-120, 2021-05

「事例から考える刑事証拠法(第16回)第11講 違法収集証拠排除法則 : 判断基準と判断要素(上)」法学教室 (487), 124-132, 2021-04

「事例から考える刑事証拠法(第12回)第7講 同種前科・類似事実による立証」法学教室 (482), 109-117, 2020-11

「捜査に対する被処分者の同意の意義と有効性」研修863号3頁(2020)

「『強制処分法定』の根拠と適用基準」 (特集 「強制処分」の概念とその規律)」刑法雑誌58巻3号378頁(2020)

「事例から考える刑事証拠法(第6回)第3講 検察官面前調書(2号後段)に関する問題」法学教室 (474), 100-107, 2020-03

判例評釈)保護室に収容されている未決拘禁者と弁護人等との面会[最高裁平成30.10.25判決]民商法雑誌155巻4号(2019)819頁

「証拠の整理・採否 (特集 司法制度改革20年・裁判員制度10年) 」論究ジュリスト31), 107-114, 2019

 

参考リンク↓

 池田 公博 | 教員一覧 | 京都大学 法学部・法学研究科 (kyoto-u.ac.jp)

 

池田先生著作(共著)の教材↓

 

 刑訴法のケースブックの定番です。重要判例が事実関係含めほぼ網羅されています。

このほか、池田先生は「事例から考える刑事証拠法」を法学教室で共同連載中です。

単行本化が待ち遠しいですね。

また、法学教室の「演習」において2014年4月~2015年3月まで連載をされていましたので、余力のあるかたは、こちらもチェックしましょう。

   

 

 

 

②小 川 佳 樹 (早稲田大学

早稲田大学卒。アメリカ法系。

専門分野は、自己負罪拒否特権・自白です。

 

最近の論文等

「排除法則について」『井上正仁古稀祝賀論文集』653頁(2019)

「取調べの録音・録画記録媒体の証拠としての使用 」(特集 司法制度改革20年・裁判員制度10年) 論究ジュリスト31号92頁(2019)

 「被疑者の『留め置き』について」研修839号3頁(2018)

「被害者等および証人を保護するための方策の拡充」法律時報 88(1), 37-43, 2016

 

参考ウェブサイト↓ 

 早稲田大学 研究者データベース (waseda.jp)

 

小川先生執筆(共著)の教材はこちら↓

 

やや古いですが、共著の教科書を出されています。

   

 

 

 

③ 川出 敏裕 (東京大学

令和4年度より考査委員に加わりました。

東京大学卒。アメリカ法系。

最初は別件逮捕で論文を書かれた後、非常に幅広く研究されています。

 

最近の論文等

・「座談会 刑事証拠法の考え方と学び方(1)~(4完)」法学教室 (490~493),2021 

→上記のとおり池田先生もメンバーに含まれた超豪華座談会で、必読です!

・「事例から考える刑事証拠法(第18回)第12講 派生証拠の証拠能力」法学教室(489),139-148, 2021-06

・「ネットワーク犯罪と越境捜査 (特集 インターネットを巡る近時の法的諸問題)」法の支配 (202), 122-134, 2021-08

・「判例詳解(Number 35)リモートアクセスの許容性[最高裁令和3.2.1第二小法廷決定]」論究ジュリスト(37), 121-130, 2021

・「事例から考える刑事証拠法(第13回)第8講 科学的証拠」法学教室 (483), 122-131, 2020-12

・「捜査対象者による携帯電話の使用制限」研修 (865), 3-12, 2020-07

・「単独犯と共同正犯の択一的認定について」法曹時報 72(7), 1277-1303, 2020-07

・「協議・合意に基づく供述の証拠としての使用 (特集 刑事証拠法の課題)」法律時報 92(3), 26-32, 2020-03

 

参考ウェブサイト

川出 敏裕|教員紹介|東京大学法学部・大学院法学政治学研究科 (u-tokyo.ac.jp)

 

川出先生の執筆した教材として下記のものがおすすめです。

 

これら2冊は判例をしっかり理解するためにとても重宝しますので、ぜひ読みましょう!

 

 
この本は、「比較的最近の裁判例を素材として,今後,立法的な解決が求められる問題を始めとする,現在,実務において解決を求められている問題を取り上げ,検討を行い,解決の方向性を示す。」というもので、立法論も含まれますが、最近の裁判例や川出先生の問題意識を把握するにあたって非常に役立ちます。
 
以上の3名の先生については、論文や判例評釈(百選解説など)を見かけたときに、積極的に読んでみるとよいと思います!!問題意識や考え方を知ることができるからです。
 
考査委員の著作等については、今後も、随時情報更新していきます!
それではまた!!
   

 

 

 

他分野の考査委員はこちらです↓

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp

 

kaishahou.hatenablog.jp

 

 

本ブログに人気記事もいくつか紹介します。

kaishahou.hatenablog.jp

 

kaishahou.hatenablog.jp

kaishahou.hatenablog.jp