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2022年(令和4年)司法試験考査委員(租税法学者)

こんにちは、コポローです。

今回は、租税法の司法試験考査員(学者枠)を紹介します。

司法試験の出題は、主として学者委員が問題案を持ち寄り、投票・議論等を経て決まります。ですので、学者委員の関心や考え方を知っておくことは有益です。

以下では、2022年の司法試験委員(租税法学者)2名について、専門分野や著作を紹介します。

 

①浅 妻 章 如(立教大学

東京大学卒業。

幅広く執筆されていますが、御専門は 恒久的施設、所得源泉、国外所得免税、タックスへイヴンです。

  

最近の論文等非常に多く執筆されています。下記のリンクを参照してください。)

所得税基本通達59-6に明記されていない財産評価基本通達の読替え : タキゲン事件[最高裁令和2.3.24第三小法廷判決]」ジュリスト  (1564), 135-138, 2021-11

「所得源泉再考」租税研究 (857), 171-196, 2021-03

「再分配―租税法の観点から」民商法雑誌156巻1号72頁(2020)

「実現主義と寄附と政府間税源配分を考える (特集 検証 ふるさと納税 : 不指定取消請求事件最高裁判決から考える制度のあり方[令和2.6.30]」税 75(9), 66-70, 2020-09

「理想的所得課税と理想的消費課税との違いは無リスク収益部分の課税の有無の違いより更に小さいかもしれない」立教法学 (101), 1-14, 2020

憲法24条と租税法」金子宏編『憲法と租税法 日本国憲法施行70年記念』日税研論集77巻83頁(2020)

「給与所得控除」法学教室469号52頁(2019)

 

 

参考リンク↓

租税法 浅妻章如 (rikkyo.ne.jp)

 

浅妻先生執筆(共著を含む)の教科書等はこちらです↓

 

 比較的最近の教科書です。

具体例が豊富で大変わかりやすいです。

Amazonのレビューも高評価ですね。

 

 

 

 

 

②澁 谷 雅 弘 (中央大学

東京大学卒業。

幅広く執筆されていますが、固定資産税や相続税関連が多い印象です。 

 

最近の論文等(詳細は参考リンクを参照)

 「定期傭船契約付き船舶の評価方法[東京地判令和2.10.1]」ジュリスト (1563), 10-11, 2021-10
「登記名義人死亡時における固定資産税」税務事例研究 174号 51頁 (2020)
「マンションの評価と課税」税務事例研究 181, 52-70, 2021-05
ふるさと納税制度再考 : 望ましい制度のあり方とは (特集 検証 ふるさと納税 : 不指定取消請求事件最高裁判決から考える制度のあり方[令和2.6.30]) 」税 75(9), 75-79, 2020
「家族財産の管理・承継の変化と税制」租税法研究 (48), 20-38, 2020-06
相続税制と事業承継税制の動向」租税研究 (830), 76-100, 2018-12
「財産の評価ルールに関する研究ノート」法学 81巻6号 764頁(2018)
「相続と税制」法学教室 425号 27頁 2016年

 

 

参考リンク

澁谷 雅弘 (Masahiro Shibuya) - マイポータル - researchmap

 

渋谷先生の執筆の概説書はこちら↓

司法試験考査委員による演習書として大変貴重です。

2021年3月に第4版が出ました。

 

 
第1線の研究者による大変定評のあるケースブックです。
 
以上の2名の先生については、論文や判例評釈(百選解説など)を見かけたときに、積極的に読んでみるとよいと思います!!問題意識や考え方を知ることができるからです。
 
考査委員の著作等については、今後も、随時情報更新していきます!
それではまた!!