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まとめ記事・2022年(令和4年)予備試験の出題分野予想(基本7科目)

 

こんにちは、コポローです。

本ブログでは基本7科目について、令和4年度予備試験の出題分野を予想してきました。

本番直前の再点検用として、まとめ記事を作成しましたので、試験直前の準備に活用してみてください。

 

 

 

 

 

 

憲法

・出題予想としては、外国人の人権、平等権(14条)、参政権選挙制度・政党、生存権、財産権(29条)、通信の秘密、地方自治(地方議会、条例制定権の限界など)あたりから出題がありそうです。

・なお、表現の自由は、表現の類型や規制手法を変えて、高頻度で出題されますので、いつ出題されてもおかしくない(対策必須)です。

・時事問題的に感染症規制関連の出題もあるかもしれませんが、すでにロースクール入試等で見かけるので、可能性は低いと思います。

 

・いずれにせよ、その場で考えさせるタイプの問題になるので、各権利の趣旨、重要判例の内容、および問題文の状況をしっかり理解したうえで、論理的・合理的な解釈を行うよう心がけましょう!

 

 

 

民法

民法は幅広い分野から出題されているので、満遍なく勉強しておくことが重要ですね。相続法も、基本についてはしっかり勉強しておきましょう。

 

・出題予想としては、94条2項類推適用、表見代理消滅時効、共有、留置権抵当権の物上代位、種類物の特定、受領遅滞、債権者代位権の転用、詐害行為取消権と身分行為、債権の準占有者弁済(478条)、弁済者代位、売買の手付け、瑕疵担保責任、賃貸借契約、委任契約の解除、組合、不当利得、特殊の不法行為使用者責任工作物責任・共同不法行為)、遺留分減殺請求あたりから出題がありそうです。

 

・いずれにせよ、その場で考えさせるタイプの問題も少なくないので、各制度趣旨や問題文の状況をしっかり理解したうえで、論理的・合理的な解釈を行うよう心がけましょう!

 

 

 

 

 

 

刑法

・出題予想としては、不作為犯、過失犯、被害者の同意、原因において自由な行為、実行の着手、中止犯、間接正犯、(保護責任者)遺棄罪、業務妨害罪、強盗罪、住居侵入罪名誉棄損罪収賄からの出題がありそうです。

 

・また、財産犯に関する何らかの論点、共犯に関する何らかの論点は過去の傾向からしてかなり高い確率で出そうです。特に、財産犯は、各犯罪の相互関係まで、しっかりと理解しましょう!

 

・いずれにせよ、その場で考えさせるタイプの問題になるので、各犯罪の保護法益、各要件の趣旨、重要判例の内容、および問題文の状況をしっかり理解したうえで、論理的・合理的な解釈を行うよう心がけましょう!

 

 

 

商法

・まず、平成26年会社法改正に関連させた問題が出そうです(予備試験ではすでに多重代表訴訟、監査等委員会設置会社、払込の仮装に関する出題があります)。具体的には、①濫用的会社分割、②組織再編行為の差止め・無効の訴え、③特別支配株主による株式売渡請求あたりが怪しいです。とくに①は、商法総則の商号続用者の責任や法人格否認の法理にも絡むので出題しやすそうです。

 

・また、令和元年会社法改正に関連する問題も、そろそろ出てもおかしくありません。

具体的には、①株主提案権の個数制限、②取締役報酬としての株式・新株予約権の発行、③社外取締役関係、④株式交付、⑤会社補償あたりが出題しやすいため、要注意です。

 ※令和元年会社法改正については下記でまとめています。

kaishahou.hatenablog.jp

 

・このほか、設立関係、利益供与(120条)、現物出資規制(207条)と関連する責任制度(212条・213条)違法な配当・自己株式取得に係る責任、キャッシュアウト(スクイーズアウト)に関する問題の出題もありそうです。

 

・いずれにせよ、その場で考えさせるタイプの問題も少なくないので、各制度趣旨や問題文の状況をしっかり理解したうえで、論理的・合理的な解釈を行うよう心がけましょう!

 

 

 

行政法

・出題予想としては、抗告訴訟の訴訟要件(処分性・原告適格・訴えの利益など)と違法事由(行政裁量・比例原則・信頼保護など)はほとんど毎年出題されていることから、今年も出題されそうです

 

・このほか、行政処分の取消し・撤回に関する問題行政基準、行政手続行政指導、行政制裁(公表含む)、主張制限(行訴法10条)、国家賠償法、損失補償に関する問題もそろそろ出題されそうです。

 

・いずれにせよ、その場で考えさせるタイプの問題になるので、行政事件訴訟法の各制度や条文の趣旨、重要判例の内容を理解したうえで、問題となる法令の仕組みや趣旨および問題文の状況をしっかり読み込み、論理的・合理的な解釈・あてはめを行うよう心がけましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

民事訴訟

・出題予想としては、そろそろ当事者適格、権利抗弁、控訴(不利益変更禁止の原則など)、訴えの併合、弁論の併合・分離、共同訴訟あたりから出題がありそうです。

 

・また、弁論主義、既判力、文書提出義務、共同訴訟、補助参加に関する問題も、ここ数年の問題と異なる観点で出題される可能性が十分あると思います。

 

・いずれにせよ、民事訴訟法ではマイナーな制度が出題されることが少なくありません。最低限の知識でよいので、穴のないように広く勉強しておきましょう!!

 

・そして、その場で考えさせるタイプの問題になるので、各制度や条文の趣旨、重要判例の内容を理解したうえで、問題文の状況をしっかり読み込み、事案に即した論理的・合理的な解釈・あてはめを行うよう心がけましょう!

   

 

 

 

 

刑事訴訟法

・例年、捜査から1題、公訴・公判から1題、出題されています。

 

・捜査からの出題予想としては、ビデオカメラ撮影GPS捜査、自動車検問、職務質問・所持品検査捜索・差押えと必要な処分、逮捕に伴う捜索・差押え、報道機関に対する捜索・差押えあたりから出題がありそうです。

 

・公訴・公判からは、公訴権濫用、訴因の特定、補強法則、科学的証拠、違法収集証拠、偽計による自白刑訴法328条共犯者の供述択一的認定あたりが出題されそうです。また、伝聞法則は、様々なパターンで出題することができるので頻出です(対策は必須です)。

 

・近時の傾向として、その場で考えさせるタイプの問題になりそうなので、各制度や条文の趣旨、重要判例の内容を理解したうえで、問題文の状況をしっかり読み込み、事案に即した論理的・合理的な解釈・あてはめを行うよう心がけましょう!